RSPL19-20 2nd 第1節 デッキリスト概観【マリノス・OJA】

2019/10/20に行われた、Rage Shadowverse Pro League 19-20 2nd 第1節のデッキリストを見ていこうシリーズ第一弾

今回は、第一試合の横浜F・マリノスと名古屋OJAベビースターのデッキを見ていく

横浜F・マリノス

持ち込みデッキはERNcVB

エルフ

スタンダードなリノセウスエルフ

フニカル2、アリアの旋風2、不殺の円陣2、エンジェルシュート1

2ターン目のフニカルにより、3ターン目の不殺の円陣および森の女王・リザの着地が楽になり2パス率も下がる

テンポムーブで押してくるデッキに対してしっかり動けるのは強み

ロイヤル

潜伏ロイヤル

傭兵の集会所1、思わぬ躓き3、覇食帝の調理3

唯一の思わぬ躓き採用型。デッキ内のフォロワー対フォロワー以外の比率は9:31で、約70%2コスト3点除去として打てる。エンハンスを大体6点除去と見れば、シヴァと母なる君への耐性もわずかに上がるのかな?

ヴィオンの英雄・アルベールを抜いている分、覇食帝の調理を3枚採用して、カイザの激辛料理による2点を打点に計上したそうに見える

ネクロマンサー

自然ネクロマンサー

ワンダーコック2、冥府の頂点・アイシャ1、永遠の花嫁・セレス3、母なる君1、イグジストソード・ギルト3

ドローソースがかなり多く、テンポムーブからのビートはほとんどできないような遅めのセレス型

リノセウスエルフへの耐性を完全に捨てる代わりに、自然ビショップ含めた他の全デッキに対してコンシードできる形

母が1枚なのは序盤事故要因になるからだろうか

ヴァンパイア

復讐アグロヴァンパイア

堅牢なる天使2、ルインドリーム・ナイトメア3、ダークジェネラル3、ヴァンパイアシーカー・ユナ2、絢爛のセクシーヴァンパイア3

絢爛のセクシーヴァンパイア3枚採用型

レイジコマンダー・ラウラ、インプランサー、魅惑の一撃等の疾走札を不採用としており、セクヴァン引き込みからの序盤の上振れムーブでビートする形か

正直かなり笑えるしハッタリデッキ感がすごい

ビショップ

鉄板の自然ビショップ

デステニーウィングナイト2、荒野の案内人1、漆黒の法典1、ワンダーコック2、飢餓の輝き2、聖弓の使い手・クルト1、母なる君2、シヴァ1

RUMOI式から漆黒の法典が1枚抜けて荒野の案内人が1枚入った形で、かなり丸いチューニング



名古屋OJA ベビースター

持ち込みデッキはERDNcB

エルフ

リノセウスエルフ

フロートボードマーセナリー1、アリアの旋風3、愛の奇跡2、不殺の円陣1、エンジェルシュート3

ヘルス6守護を1枚で取れる確定除去としてエンジェルシュート3枚採用

リノセウスに寄せて中大型守護を採用した遅めのデッキを確実に抜けるようにしているような形

ロイヤル

自然ロイヤル

唯一の自然ロイヤル持ち込み

ほとんど使われないと思うけど、シヴァまで採用しており、アグロヴァンプよりは見れるデッキの幅が広そうではある

ドラゴン

自然ドラゴン

ブレイジングブレス1、ワンダーコック2、ドラゴンバスター・イアン3、蒼海の主・ネプチューン2、天界のジェネシスドラゴン1

かなりテンプレート寄りだが、ドラゴンシェフが不採用なため、ドラゴンバスター・イアンを回復で使う頻度は高そう

ネクロマンサー

自然ネクロマンサー

消えぬ怨恨1、ワンダーコック3、永遠の花嫁・セレス3、母なる君3

こちらもかなり遅めのセレス型

冥府の頂点・アイシャ不採用は割り切りがすごい

リノセウスどころかドラゴンにもきつそうだが、ミラーおよび自然ビショップにはかなり強く出れそう

ビショップ

自然ビショップ

デスティニーウィングナイト3、荒野の休息2、ワンダーコック2、飢餓の輝き3、聖弓の使い手・クルト2、母なる君2、シヴァ1

飢餓の輝き3枚採用、クルト2枚採用によりTeir2以下のデッキに対する耐性がかなり上がっている形

ミラーマッチはキツそうな構成だ


まとめ

名古屋OJAベビースターズのチューニングに一貫しているのが、「ミラーマッチの耐性を下げてでも有利対面の勝率を高める」ということ

特にリノセウスエルフ、自然ビショップに強くその傾向が見られる

逆に横浜F・マリノスはより多くの対面に広く対応できるような構築になってるように見える

OJAの方が、デッキの出し順による勝敗の依存度は高い一方、上手く有利対面を当てられた際の勝率も高い



今回はここまで